どうも、160cm男子のいむるた(@imurutalog)です。
今回は、身長と心理の話。「権威効果」について書いていきます。
権威効果とは
「肩書きや地位、見た目によって、その人物への評価が無意識のうちに変化する」
これを心理学では、「権威効果」といいます。具体的に言うと、
・「私は会社の取締役だ。」と言われると、信頼できそうに見える
・白衣を着ている人は、説得力がありそうに見える
・身長が高い人は、リーダーシップがありそうに見える
身長や地位が高いと好印象を受けるのは、権威効果が関係しています。
冒頭の自己紹介で「え、こいつ160cmかよ。ちいさっ!大したことなさそうだな。」って思いましたか?それも、権威効果です。
北のトップも利用?
2018年の歴史的出来事「米朝首脳会談」の身長差に関する記事があります。
参照:http://news.livedoor.com/article/detail/14857318/
リンクに飛ばなくてもわかるように説明すると、
・二人が並んだら、明らかに身長差が少ない!
・これはシークレットブーツ履いてるぞ!しかも14cmくらいありそうだ
・トランプ大統領も、本当は190cmもないとか…
完全な事実とは言い切れませんが、写真を見る限り、北のお偉いさんは上げ底をしていたはず。
なぜ、そこまでして身長を高く見せる必要があるかというと、権威があるように見えるから。
交渉ごとの際、シークレットブーツを履くと商談成功率がアップするという研究結果もあります。
権威効果は、別名「シークレットブーツ効果」ともいわれます。
大事な商談では、上げ底してみるといいかもしれません。(ただし、元々の身長がすでに知られている場合には、あまり効果が期待できません。)
もともと低身長の人はどうすればいいか
権威効果は、高いもの(地位や見た目など)が良く見える心理効果。動物界でも、権威を示すときに自分を大きく見せることがよくあるので、人間も同じですね。
「じゃ、もともとちっちゃい人は終わりじゃん!」
いや、そうでもないと思うんです。
・背が高い、大きい→地位が高そう、信頼できそう
残念ながら、この方向は無理です。諦めてください。でも、逆ならいけますよ!
・地位が高い、尊敬できる→大きく見える
こっちの方向を目指しましょう。何かの専門家になるというのも手です。
オーストラリアの大学では『同じ人物を「学生として紹介した場合」と「教授として紹介した場合」では、教授として紹介されたときの方が身長が高く見える』という研究結果が出ています。
権威効果で身長を盛ろう!
背の高さを変えるというのは、大人になってからでは難しいですよね。
自分の身長を言った時に「そんなに小さく見えなかったです!」と驚かれるくらいに、周りから信頼される存在になりましょう。
「おれなんて、どうせ背が低いしな…」と、猫背で自信がなさそうな人はますます小さく見えます。
背のことで悩んでる学生は、学級委員でも立候補してみるといいかもしれません。
社会人の方は、良い服装をしたり、資格を取ったり、肩書きをつけたりして、評価を上げましょう。
権威効果を逆手に取れば、実際の身長よりも大きく見せることができますよ!